2016/9/22経済・ビジネス
入って損はない保険たち!?鉄道、レクリエーション、ゴルフ~
・鉄道会社には入って欲しい鉄道保険
・会社のレクレーション担当におすすめ、スポーツ保険
・仕事中だけでなく、接待時にも!ゴルフ保険
いざという時の鉄道保険
2016年9月、新たな保険商品の販売が始まりました。
東京海上日動
火災保険
から、「鉄道施設災害費用保険」という商品が販売になったのです。
この商品の保証範囲は、主に人身事故に遭遇してしまったときに使用できる内容となっています。
オーダーメイドで加入が出来る方式で、保険の上限金額は10億円という商品です。
鉄道会社が大きく頭を悩ませるのは、不慮の事故で発生する乗客への払い戻しや代替え輸送に関する費用ではないでしょうか?
都市部とは限らず、遠隔地でもラッシュ時に事故が起こればそれ相応の補填は必要となってきます。
2007年愛知県で、認知症を患っている方が踏切内に侵入し人身事故が起きた事故がありました。
当事者の鉄道会社は遺族に損害賠償請求を起こしましたが、2016年3月最高裁判所において家族に監督責任はなく、賠償請求は認められない判決が出ました。
鉄道会社としてはかなり大きな損失を被る結果となりました。
これからの高齢化社会、こういった事件は増えていくでしょう。
そんな時、あなたはどう対応しますか?
最高裁で判決が出た以上、今後遺族への損害賠償請求は更に厳しくなる物と考えられます。
不慮の事故を未然に防ぐ手を考えることも必要ですが、万が一のためこんな保険に加入しておけば少しは足しになるのではないでしょうか?
まだ発売されたばかりの商品で、今後どんな補償がなされるのかは未知数。
大きな
リスク
を回避するような保険加入は、いざという時会社の助けになるはずです。
スポーツ大会のための保険も
社員やその家族との振興を図る、会社主催のスポーツイベント。
ひとつ、確認したいのですがスポーツイベントを行う際に保険って加入していますか?
運動会ともなれば普段運動不足の大人たちが走り回るわけですから、ケガのひとつやふたつ発生してもおかしくない状況です。
中には、少し走っただけなのにアキレス腱断裂なんていう重傷を負うケースもあります。
スポーツなどのレクレーションをしているときは業務中ではないため、労災は使えません。
でも、社員からすれば会社のイベントに参加してケガをして仕事を休んだり、通院や医療費がかかるのは何となく腑に落ちないはず。
そんな時に、少し手助けとなってくれるのがスポーツ保険なんです。
スポーツ保険の補償範囲はケガだけではありません。
団体活動中の行き帰りや、食中毒、人にケガをさせたり物を壊したときにも適用される内容となっています。
社員旅行でトラブルが起きたりした場合にも適応なされる保険なんです。
個人で
生命保険
に入っている人は多いですが、
傷害保険
に加入している人は少数派。
会社主催のレクレーション時に起きたトラブルは、少しでも社員の負担が少なくなるよう配慮したい物です。
更にはゴルフ保険なるものまで!
接待の王道と言えば、飲食やゴルフですよね。
ゴルフ保険も、ぜひ企業の方には加入していて欲しい保険です。
ゴルフ中の事故や、道具の破損を補填してくれるのは嬉しいところ。
そして、ホールインワンやアルバトロスと言った嬉しい時にも使用できるのが良い点です。
ゴルフ保険は、自分の他にその事象を証明してくれる人が必要となります。
接待であれば、キャディー付きでゴルフコースをまわることが多いでしょうから、ゴルフ保険を使える規定はちゃんと満たしているんです。
自分でしてしまったケガはやむ無しとしても、お客様にケガをさせてしまった場合はどうでしょう?
その責任は社員に負わせますか?
そんな訳には行きませんよね。
保険はもしもの時を仮定して加入する商品です。
万が一の備えがあれば、自社や社員、そしてクライアントまでも助けられる事があるんです。
ただの接待とは考えず、あらゆる可能性を模索して保険の加入を検討してみて下さいね。