2016/6/26経済・ビジネス
今までの仮想通貨とは違う新しい仮想通貨、MUFGコインとは何者なのか!?
三菱東京UFJ銀行が作った仮想 通貨 MUFGコインを、ビットコインなど従来の仮想 通貨 と絡めながら説明しています。そのMUFGコインが仮想 通貨 の市場でどのような影響を与えるかについても述べています。
三菱東京UFJ銀行が作った通貨 であるMUFGコイン とはいったい何か
MUFGコインは、三菱東京UFJ銀行が発行する仮想
通貨
です。
普通の仮想
通貨
は正式な発行元がないことが特徴ですが、このMUFGコインは
三菱東京UFJ銀行が発行しているので、安心して保有、使用出来る点が特徴です。
それ以外にも、このMUFGコインには他の仮想
通貨
にはない特徴があります。
それは
相場
が固定されているところです。普通の仮想
通貨
は
相場
が固定されていません。
そのため、1
通貨
1,000円のものが1年後には1
通貨
3000円になることもありますし、
その逆もあります。しかし、MUFGコインは
相場
が固定されています。
ですから、他の仮想
通貨
と違って投資目的で購入される事がありません。
電子マネーのように使える仮想
通貨
、それがMUFGコインなのです。
ビットコインを始めとした、流通しているほかの仮想通貨の現状について
MUFGコインは、仮想
通貨
の歴史の中では新しい
通貨
、つまり新参者です。
では、他の仮想
通貨
はいったいどうなっているのでしょうか。
実は、現代の仮想
通貨
はほとんどビットコインひとつで占められています。
ビットコインの時価総額は他の仮想
通貨
を圧倒しており、
ビットコイン1人勝ちといってもいい状況です。
そのビットコインの現状ですが、順調な状況で、
送金コストの安さという利点をいかし、各種の決済や海外送金などに使われています。
ビットコイン決済所であるマウントゴックスの破綻が、一時的に
通貨
相場
に悪影響を与えましたが、
今は
相場
が盛り返しており、悪影響はほぼありません。
他にも仮想
通貨
界にはライトコインやリップルなどがありますが、
どの
通貨
もビットコインほどの影響力はありません。
そのため、当分は仮想
通貨
=ビットコインという認識は変わらないでしょう。
MUFGコインの登場は、仮想通貨市場にどのような影響を与えるか
ここまで新しい仮想
通貨
であるMUFGコインと、ビットコインを始めとした古参の仮想
通貨
について
説明させて頂きました。では仮想
通貨
の新参者であるMUFGコインは、今までの仮想
通貨
や
仮想
通貨
市場にどのような影響を与えるでしょうか。結論から言えば、MUFGコインの登場は
他の仮想
通貨
や仮想
通貨
市場にはさほど影響を与えません。
その理由は、MUFGコインの
相場
が固定
相場
であることに原因があります。
仮想
通貨
は手数料が安価な決済手段であると同時に、将来の値上がりを見越した
株のような投資手段でもあります。しかしMUFGコインは
相場
が固定されているのでいくら持っても
将来値上がりする事がありません。ですから、MUFGコインは、今までに作られた仮想
通貨
とはかなり違った性格の仮想
通貨
になっており、ビットコインなど従来の仮想
通貨
とはあまり競合しません。
以上より、MUFGコインの登場は、メガバンクが発行する新しい固定
相場
制の仮想
通貨
という点で
画期的ではありますが、仮想
通貨
市場にはたいして影響を与えないでしょう。