建玉

信用取引、先物取引、オプション取引における未決済ポジションのこと。

言葉遊びー建玉は一体何と読む
建玉は最初に見たとき何と読むのかわからないと思います。たてだまと読んでしまうかもしれませんが、正確には建玉です。この言葉の由来としてありますが、玉を建てるという言葉を略したのではないかと考えられます。玉とは、貴重なものという意味があり、株などを玉と呼びます。それを売り建てる、買い建てるという行為を略したというのが一つの説です。
ちなみに、資産を買っている状態のことを買建、売っている状態のことを売建と読みます。

建玉がどれだけされているかを知れる？－信用取引残高
一般的に、建玉は市場の人たちがどう考えているのかを表しています。買建が多ければ、これから上がる、逆に売建が多ければこれから下がるといった形にです。こうした状態を知る方法として、信用取引残高を見る方法があります。これは日本取引所グループが株などについてレポートしているものであり、無料で見ることが出来ます。

建玉の清算の仕方―転売、買い戻し、 SQ 決済
自身が能動的に決済できる方法として、転売、買い戻しがあります。前者は買ったものを売る、後者は売ったものを買うでそれぞれ値段が決済前より、高くなる/安くなるという形でであれば利益が出ます。もし決済期日までに建玉を決済して居なければ、 SQ 決済という決済がされます。それは SQ 値という特別な指標に基づいて決済されるということです。

かんたんに言うと…

先物・信用取引のポジション！