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ランダム・ウォーク理論
ランダム・ウォーク理論
価格の変化は完全にランダムで、過去の値動きの分析から将来の値動きを予測することができないという考え方のこと。
もっと詳しく!
ランダム・ウォーク理論
の実験-サルのダーツ
投げ
ランダム・ウォーク理論
が説明されるときによく言われる言葉があります。それはサルのダーツ
投げ
という言葉です。どのようなことかというと、目隠しをしたサルがダーツを
投げ
、その当たった物件に投資するのと、専門家が投資するのとで運用成績は変わらないということです。実際投資の専門家と、動物を用いると揶揄されるようなランダムに決めた投資方法どちらが勝つのかという実験において、専門家はしばしば負けています。
ランダムウォークに基づいた投資方法-ボリンジャーバンド、
インデックス運用
ランダムウォークの理論を起源とした投資の手法達があります。主なものとしては、ボリンジャーバンドと
インデックス運用
が挙げられます。ボリンジャーバンドとはその投資の値動きから、上がるのか、下がるのかの確率を見て投資を行う方法です。結局上がるか、下がるか1/2に確率に基づくことになります。そのような確率に基づいているものは、
正規分布
という一定の形に基づくことになります。(1/2が何回も出続けるという確率が低いなというような感覚です。)このことをもとにして、買うのか売るのかを決定していくのです。
インデックス運用
は、
ランダム・ウォーク理論
の前提にあるどの物件が上がるか下がるかを短期的に予測はできないが、長期的には投資物件の値段全体は上がっていくという前提が存在するとされています。なので、幅広い物件に投資できる
インデックス運用
が支持されやすくなります。