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掉尾の一振
掉尾の一振
年末の大納会に向けて株価が上昇すること。アノマリーの一つ。
もっと詳しく!
【
掉尾の一振
とは?】
掉尾の一振
とは、年末の最後の取引が行われる大納会に向け株価が上昇することで、株式市場におけるアノマリーの一つとされています。アノマリーとは、具体的根拠はないが当たりやすいという意味です。つまり、
掉尾の一振
は、根拠はないが大納会に向けて株価が上昇することが多いという傾向を示す言葉なのです。
【
掉尾の一振
は絶対ではない】
掉尾の一振
は、株式市場において比較的当たりやすい経験則ではありますが、だからといって必ず毎年このアノマリーが通用するとは限りません。年によっては、年末に向けて
地合い
が悪化したり、それまで上昇してきた株価が年末に向け
利益確定
売りに押されたりすることもあります。その場合、当然株価は下落傾向となり、アノマリー通りにはならないでしょう。
ですから、
掉尾の一振
がアノマリーだからといって、それだけを根拠に株などを購入するといった手法はオススメできません。あくまで、その他の要素を分析したうえで売買を決定するべきであり、こうしたアノマリーに頼った売買は避けるべきです