1. ストラングルの買い

ストラングルの買い

異なる行使価格の コールオプション プットオプション を購入する戦略。 原資産 価格が下がるか上がるかわからないが、どちらかに大きく振れると予想する場合にとるべき戦略。 プレミアム ストラドルの買い より低いが、その分 原資産 価格が大きく動く必要がある。

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ストラングルの買い とは?】
ストラングルの買い とは、 限月 が同じである行使価格が高いコール・オプションと行使価格が安いプット・オプションを同じ枚数だけ保有するポジションのことです。
このポジションは、
原資産 ( 日経平均株価 など)の 相場 が大きく変動することが予測されるときに組まれます。このポジションをとった場合、 原資産 の価格がプット・オプションの行使価格以上でコール・オプションの行使価格以下の時に、オプション買付時に支払う プレミアム 分の損失が発生します。しかし、 原資産 損益分岐点 を超えて大きく値上がりするか、もしくは値下がりする場合、無限に利益を得る可能性があります。

ストラングルの買い のメリットは?】
なぜ、このような複雑なポジションを組むのかというと、
ストラングルの買い が、 相場 のボラティリティが大きくなった際に損失を限定しつつ、利益を最大限に伸ばすことができるポジションだからです。
通常ボラティリティが大きくなると、利益も損失も大きくなりやすいため、投資家は損失という
リスク をヘッジしつつ、利益の方は最大限に得ようと考えるのです。