サポート

チャート上で買い需要が売り需要を上回る価格帯のこと。上昇トレンドではしばしばここで反騰する。

もっと詳しく!

サポートライン突破その後―ロールリバーサル
ラインが突破された後、FXの値動きはどうなるのでしょうか？一般的に言われるのが、サポートラインがレジスタンスラインに変わる現象、ロールリバーサルが起こるといわれています。簡単に言うと、それ以上に下がらなかった値段帯が、今度はそれ以上に上がらなくなる値段帯となります。

なぜロールリバーサルは起こるのか
サポートラインがブレイクしたのち、レジスタンスラインに変わるという現象はなぜ起こるのでしょうか？この点について市場心理に基づいて説明したいと考えます。例えばドルのサポートラインが100円と多くの人たちに認識されており、100円で買うという取引をしたAさん、100円で売るという取引をしたBさん、まだ取引をしていないCさんがいるとします。
ここで、サポートラインを超えてドルが95円になったとします。そうするとAさんは損、Bさんは得をしたということになります。こうした時、Aさん、Bさん、さらにCさんはどのように考えるでしょうか。取引者は様々なためいろいろな考えがあると思いますが、以下のような考えをする人たちが多いのではないでしょうか。まずこのままの値段では損害が出るAさんは損切、早く売って買いに転じたいという考えと、そのまま持って、値段が100円に近づいたら売りたいという考えを持つと考えられます。一方、このままの値段で利益が出るBさんは、早く売って利益を確定したいという思いと、さらに買い足して儲けたいという思いを持ちます。一方、様子見をしていたCさんはラインを超えたので売りに転じたいという思いと、もしかしたらこのあと上がるので買いたいという思いを持つと考えられます。こうした売るのか、買うのか二面性が市場の人達に発生することにします。そしてその思いが買いの壁であったサポートラインを売りの壁であるレジスタンスラインに変換させるのです。

かんたんに言うと…

買いの壁！