1. pips

pips

pips
読み方はピップス。 為替レート が変動する際の最小単位のこと。円の場合は1銭=1 pips 。例えば、100円で ロング したドルを104円で 利確 した場合、400 pips 利益確定 となる。

もっと詳しく!

pips とは、 為替レート が動くときの最小単位のことで、読み方はピップス、あるいは、ピプスとも呼ばれています。 pips はもともとpipの複数形で、「サイコロの目」「トランプの目」「小さな種子」という意味があります。
pips の分かりやすい例として、米ドル/円の 為替レート は、
99.99、100.00、100.01、100.02…
といったように、0.01ずつ動いていきますが、この1
刻み のことを1pipと言います。例えば、「2 pips 上がった」という時は、 為替レート が100.00⇒100.02上がったことを指しています。「+2 pips 」という場合は、2 pips 分の利益が出たことを表しています。
また、
スプレッド が3 pips となっている場合は、買うときと売る時とでは、値段に3 pips 分の開きがある、ということを表しています。要するに、
(買値) 100.03円 (売値) 100.00円
となっている場合には、
スプレッド は3 pips となります。

なお、
pips が指す最小単位は取引する 通貨 ペアによって異なります。例えば、代表的な 通貨 ペアの1pipあたりの 刻み 値を見てみましょう。
対円:1pip=1銭
対ドル: 1pip=0.0001ドル
対ポンド: 1pip=0.0001ポンド
豪ドル : 1pip=0.0001 豪ドル
NZドル : 1pip=0.0001 NZドル
スイスフラン : 1pip=0.0001 スイスフラン

なぜ「
pips 」を使うか
取引の成果を客観的に把握するためです。取引の成果を利益や損失の金額で測ろうとしても、取引量が違えば損益は変わります。例えば、10万ドルで取引して50
pips 幅の利益を得たら5万円の利益ですが、1万ドルで取引して500 pips 幅の利益を得ても利益は5万円です。「先月と比べて今月の成果はどうだったか?」という時、取引量の影響を排除するには pips で比べると分かりやすいのです。また、 pips は「自分のトレードを自慢したいけど、金額は知られたくない」時にも使えます。

かんたんに言うと…

ドル円で1円11銭25厘の利益が出た場合、FXでは111.25pipsの利益が出たという!