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レジスタンス
レジスタンス
チャート上で売り需要が買い需要を上回る価格帯のこと。上昇
トレンド
ではしばしばここで
反落
する。
レジスタンス
その後―ロールリバーサル
レジスタンス
ラインが突破された後、FXの値動きはどうなるのでしょうか?一般的に言われるのが、
レジスタンス
ラインが
サポート
ラインに変わる現象、ロールリバーサルが起こるといわれています。簡単に言うと、今までそれ以上に下がらなかった値段帯が、今度はそれ以上に上がらなくなる値段帯となるということを指します。
なぜロールリバーサルは起こるのか
レジスタンス
ラインが
ブレイク
したのち、
サポート
ラインに変わるという現象はなぜ起こるのでしょうか?この点について市場心理に基づいて説明したいと考えます。例えばドルの
レジスタンス
ラインが100円と多くの人たちに認識されており、100円で売るという取引をしたAさん、100円で買うという取引をしたBさん、まだ取引をしていないCさんがいるとします。
ここで、
レジスタンス
ラインを超えてドルが105円になったとします。そうするとAさんは損、Bさんは得をしたということになります。こうした時、Aさん、Bさん、さらにCさんはどのように考えるでしょうか。取引者は様々なためいろいろな考えがあると思いますが、以下のような考えをする人たちが多いのではないでしょうか。まずこのままの値段では損害が出るAさんは損切、早く売って買いに転じたいという考えと、そのまま持って、値段が100円に近づいたら売りたいという考えを持つと考えられます。一方、このままの値段で利益が出るBさんは、早く売って利益を確定したいという思いと、さらに買い足して儲けたいという思いを持ちます。一方、様子見をしていたCさんはラインを超えたので買いに転じたいという思いと、もしかしたらこのあと下がるので売りたいという思いを持つと考えられます。こうした売るのか、買うのかという二面性が市場の人達に発生することにします。そしてその思いが売りの壁であった
レジスタンス
ラインを買いの壁である
サポート
ラインに変換させるのです。