1. 介入

介入

介入
主に、中央銀行や公的機関の市場 介入 のこと。 介入 が行われると数秒間で100 pips 以上レートが変動するため、多額の利益もしくは損失になりやすい出来事である。一方、 介入 とハッキリしない場合でも大きく 相場 が動いた時はこの言葉がネット掲示板などで使われることがあり、見極めが重要である。

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具体的な
介入 の仕方
日本において、為替の
介入 は財務省と日本銀行が行うこととなっています。大まかなイメージとしては決定権を握る財務省が為替 介入 の指示、方法の指示を行い、日本銀行が実際の業務を行います。市場の 介入 の仕方としては、 外国為替 資金特別会計というこうした 介入 のための 予算 が存在し、そこの資金を元に行われていきます。具体的に、例えばドルが高すぎると考えた場合、そこにあるドルを売る、もしくは安すぎると考えた場合、国庫短期証券という短期国債を発行して円を売りドルを買うという行為を行います。

介入 の種類一覧
一口に
介入 があったといっても様々な 介入 の種類があります。実際に 介入 する事例もあれば、 介入 を示唆して市場を操作しようとすることも 介入 の一つと考えられます。また単独で行うのではなく、各国共同で 介入 することもあります。ここで、 介入 の分類についてまとめてみようと思います。
協調
介入 ・・複数の国が協調して 介入 すること
単独
介入 ・・一国で 介入 すること
委託
介入 ・・日本の市場がしまっている場合、他国に 介入 するよう依頼すること
逆委託
介入 ・・他国に依頼された 介入 をすること
口先
介入 ・・ 介入 することを示唆して市場を操作しようとすること
隠密
介入 ・・秘密にしたまま 介入 すること
胎化
介入 ・・マネーサプライの変動を起こす 介入 のこと
不胎化
介入 ・・マネーサプライの変動を起こさない 介入 のこと

かんたんに言うと…

公的機関が市場を支配しようとすること!